筋トレすると、運動嫌いが好きになってしまう? ムズムズの正体とは

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こんにちは。
意地でも痩せたい人だけが見る「やけくそダイエット575」へようこそ!

前の記事でお話した、筋トレや運動を継続して出る「ムズムズ」についてお話します。

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ムズムズの正体はホルモン

筋トレ 腕立て伏せ

運動や筋トレワークを継続的に続けていると、習慣化してきます。
はじめは運動・筋トレを面倒くさがる状態は「脳の抵抗」、だんだん「運動しよう、運動したい」とシフトしてきて、考え方が代わり「運動をしなくちゃ!」脳が欲するようになります。
そして、運動しない日ができると、なんか体がムズムズすような感覚を持つようになります。

この「ムズムズ」はホルモンが影響している、という話でした。

そのホルモンの正体は、ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリンです。
腎臓に隣接してある副腎皮質という箇所から分泌されるホルモンですが、俗に”快楽ホルモン”またの名を”脳内麻薬”と言われていて、運動をするとこれらのホルモンが分泌されます。
このホルモンが継続して運動を繰り返すことによって毎回分泌され、体と脳が慣れ、体が知らず知らずのうちにホルモンに依存して運動をしたくなる・・というという変化が体に起こります。

運動嫌いが運動が好きになるのは、”快楽ホルモン”に起因します。
つまり、ムズムズの正体は「運動したい」=「快楽ホルモンが欲しい」と脳が欲する状態で、「運動しないと辛いよ〜」という一種の禁断症状のような状態が起きていると言えます。

それでは、なぜこんなホルモンが体から出るのでしょうか?
具体的にこれらのホルモンはどのような役目があるかを次に説明致します。

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運動で排出されるホルモンとは

運動を始めると、ドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンという順番で副腎皮質からホルモンが排出されます。
これらのホルモンは、ストレスに対して反応するホルモンで、下記のような能力を持っています。

  1. ドーパミン・・・やる気や集中力を起こすホルモン。人の感情、精神面、記憶、運動機能等に影響を及ぼす。
  2. ノルアドレナリン・・・主に恐怖に対して反応するホルモン。不安や恐怖を感じたことで緊張を感じたり、緊張緩和させようと思考力が活性化し覚醒状態にする。ストレスを感じた時に、「逃げるか?」「戦うか?問題解決するか?」という防御反応を司る。血管を収縮、血圧をあげる効果がある。
  3. アドレナリン・・・主に興奮・緊張した時に出るホルモン。「よっしゃ〜!戦うぞ!いくぞ〜〜!!」と気持ちを高揚させ闘争本能を司る。心拍数、血糖値、気管支の拡張をする効果がある。

これらのホルモンは、別名快楽ホルモンまたは脳内麻薬と言われていますが、どんなふうに働くかというと、
運動した時に「疲れた・・・もうだめだぁ・・・」と体がバテそうになった時に、これらのホルモンが分泌されることで疲れを麻痺させてくれる効果があります。

つまり精神的な辛さ・身体的な痛みを緩和させ、脳を「快楽」で満たします。

もう少しわかりやすく、例えて説明しましょう。

子供が走っていて転んじゃいました。
足を擦りむき、子供が「痛〜〜い!」と泣いていたところ、母親が寄ってきて「痛かったねぇ、、大丈夫?泣かなくて偉かったね、よしよし(頭なでなで)」しました。子供は泣き止み”にこ〜〜〜(*´꒳`*)”と笑い、また元気に走って行きました。

ここでいうお母さんの役割が、ホルモンの作用に当たります。

痛かったのが、(ストレス=運動・筋トレ)

なんか楽にになって、ニコニコ(*´꒳`*)、(お母さん=ホルモン分泌)

よ〜しがんばるぞ〜!(アドレナリン、ドバーーーーー!)

という感じです。
運動した時に「スッキリした〜!いい汗かいた!」とか、「ストレス発散できた」と感じるのは、これらのホルモンが働いているからなのです。

最後に出るアドレナリンは、最高の快楽物質です。
よく興奮して楽しそうにしている人が「アドレナリン出まくり!」というのはまさにアドレナリンの効果です。

また、サッカー選手がシュートを決めた時、ずっと走っていて疲れているはずなのに、シュートを決めた途端、猛ダッシュで走ってガッツポーズ決めて「うぉ〜〜〜〜!!!」って雄叫びあげる時ありますが、あれはアドレナリン効果です(笑)
アドレナリン出過ぎで疲れがぶっとんでしまい(麻痺ってしまい)、120%幸せな状態になり疲れを感じさせません。

ずっとある一つのことを努力して頑張っていた結果、
試験に合格して、「やった〜〜〜!」って歓喜の声で喜ぶと思いますが、これもアドレナリン効果です。

いろんな場面で出ますが、アドレナリン効果ってすごいんです。
体が熱くなって、興奮しますよね!

体が熱いということは、運動・ダイエットで言えば、、、脂肪燃焼です。
アドレナリンが出ると、脂肪燃焼するんです。
ですから、筋トレや運動を続ける事でアドレナリンを出しやすい体質になり、さらにダイエット・減量がすすむことに繋がって行きます。
運動すると、疲れや悩みも吹っ飛んで、元気はつらつで毎日スッキリ生活できていいことだらけなれるのです。
だから運動嫌いでもこの過程を経ると、運動することがストレス発散の一貫になるため楽しくなって続けたくなります。

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脳のしくみを知れば、運動を習慣化できる

わかりやすく理解するためいろんな例を出して、少し話がそれてしまいましたが、、、(笑)

脳は、楽な方へ流される性質を持っています。
運動が繰り返されることで、脳が運動を通し「快楽」を覚えて、「また運動してね」と命令をくだすようになるのですが、それが「習慣化」です。

運動していく上で習慣化はどのくらいから行われるかというと、
私、38歳女性での経験値ならば、
10日目までは抵抗(面倒くさい)、15日目くらいで抵抗ストップ(辛さを感じなくなる)、20日順応しはじめ習慣化(運動しなくちゃ)が起きる感じです。
年齢が若ければもう少し早いし、私より先輩ならば、もう少しかかるかもわかりませんが、でもこの過程は同じだと思います。

ホルモンは自律神経がコントロールしているので、自分で「今、ホルモン抑えて!」とかできないですが、
この仕組みを知っていると、筋トレをしていて辛くなったり、いつになったら楽にできるようになるんだろう?という意味で、一つの目標・通過点になると思ったので、お話してみました。

参考になり、ダイエットのひとつの起爆剤になれれば幸いです。

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