こんにちは！
今回は、高血圧・動脈硬化・心臓病・肥満（脂質異常症）などの生活習慣病（成人病）を防ぐ効果のある成分、オレイン酸について、効果と食材についてお伝えいたします。
オレイン酸とは？
オレイン酸は、必須脂肪酸の一つで（一価不飽和脂肪酸）体内では合成できないため、食べ物から摂取する必要がある成分の一つです。
オレイン酸が多く含まれている食べ物は、オリーブオイルやナッツ類です。
オレイン酸の効果
高血圧・動脈硬化抑制
オレイン酸は、血液をサラサラにする効果があり、善玉コレステロールを減らさず悪玉コレステロール（LDL)を減少させる機能があることが研究で認められています。
よって悪玉コレステロール増加によって引き起こされる病気である、高血圧、動脈硬化、心筋梗塞などの心臓病になるリスクを抑制します。
またオレイン酸は酸化しにくい性質を持つことから、肌の老化を防ぐアンチエイジング効果や、発ガンの危険性がある「過酸化脂肪酸」を作りにくくする働きがあります。
地中海系料理では食事中にワインやパスタなどの炭水化物の多区食べるが文化背景にありますが、食べ物にオリーブオイルとたくさんかけたりナッツを食べる習慣があることから、血液系トラブルの疾患（環状動脈性疾患）にかかりにくいという報告がされています。
LDL値を下げたい、血圧を下げたい方はぜひオレイン酸が豊富に含まれているオリーブオイルに着目してみてはいかがでしょうか？
ダイエット・肥満に効果
オレイン酸のもう一つの効果として、満腹中枢を刺激して食欲を抑える効果があります。
この効果を利用して、オリーブオイルやナッツを摂取しダイエットをしたり肥満予防目的で使用されることが多く、幅広く利用されています。
ただし、ナッツ類は脂質の量も多いため、食べ過ぎると皮脂過剰になりニキビ・吹き出物が出たり、肥満に繋がります。
1日の摂取量は２５ｇ程度（スプーン大さじ２杯くらい）と言われていますので、適度な摂取を心がけましょう。
オレイン酸どんな食べ物に入っている？
オレイン酸は、動物性タンパク質や植物性タンパク質に多く含まれています。
どのような食材かというと、動物性タンパク質の代表でいうと牛肉、植物性だとオリーブオイル、次にナッツ類に含まれています。
オレイン酸のもっとも有名な食べ物はオリーブオイルです。
ナッツ類でオレイン酸が豊富に含まれている物は、
- ヘーゼルナッル （他、マグネシウム・カルシウム）
- カシューナッツ （他、亜鉛、鉄）
- アーモンド （他、VE,B,ミネラル、カルシウム、亜鉛など）
ヘーゼルナッツはアーモンドの1．５倍と言われています。
ナッツ類が美容やダイエットにいいと言われているのは、少量摂取するだけでオレイン酸はもちろん、その他の成分美容や、健康な体を作る上で大切な成分を保持しているため重宝され注目されています。
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粒も大きく香ばしいナッツでした。
そのままでももちろん、砕いてサラダにかけて食べるとナッツの甘みも手伝って
野菜も美味しくいっぱい食べれました。
健康診断でLDL（悪玉コレステロール）が高かった時
健康診断の結果で気になるLDL値（悪玉コレステロール）。
診断結果の数値が高いと、成人病リスクが高まることから医者から生活習慣の見直しを迫られることがあるかと思います。
その時にLDL値を下げる効果がある脂肪酸、オレイン酸、αーリノレン酸（アルファリノレン酸）、リノール酸が入った食事を心がけることで食生活の改善ができますので、LDL値を下げる方法を探している方や、検査に引っかかった！と思う方は、オリーブオイル、ナッツ類を意識して撮ってみてくださいね(^^)
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ただし日頃から牛肉や鶏肉を頻繁に食べる習慣がある方は、ナッツ類は脂質が高いため摂取過剰で逆に太ってしまう可能性がありますので、食事でオリーブオイル（エクストラバージンオイルを推奨）を使った
料理を適度に食べるようにしましょう。
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以上、今日は生活習慣病予防に役立つオレイン酸のお話でした。
元気だと気にならない健康ですが、体調を崩してわかる健康のありがたみもまた一つの学びでもあります。
毎日健康に生活できるのが一番ですね★ 健康維持方法でお役に立てれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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