サッカー、ラグビー等などで当たり負けしない体は、体幹の強さにある

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体幹
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サッカーやラグビーを見ていて、体が小さい選手でも素早い動きをして大柄な選手をスラリの抜く技術を持っている姿を見ると惚れ惚れしますね。彼らがなぜ強くぶつかられても倒れずに当たり負けせず競り勝ったり、素早い身のこなしができるかと言うと、体幹をしっかり鍛えているからです。

今回は、運動で当たり負けしない体作りと、体幹を鍛える必要性についてお話いたします。

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体幹を鍛えると当たり負けしない強い人になれる

体幹を鍛えるとなぜいいのか?というと、体幹の仕組みにあります。体幹は首から腰を支える体の深層部にある胴回りの筋肉インナーマッスルを差し、インナーマッスルの役目は、体を長時間支える持久力と柔軟性にあります。
ここが弱いと、まず自分の体が正しい姿勢で支えることができないため、姿勢がわるくなったり、何かの衝撃を受けた時に体を支えきれずすぐに倒れてしまったりします。

例えば、サッカー・ラグビー・陸上などの激しいスポーツなどは、自分がしようとする動作をコントロールするだけではなく、外部の力、つまり敵対するプレイヤーとの接触があります。
ボールを持ちながら、相手の動きを見て動く力・バランスを取る力、交わす力、時には相手に体をぶつけながら前に進む能動的な力も必要であり、一方で相手から思わぬ強い力で当たられても、それを跳ね返す力・支える受動的な刺激に対して抵抗する力も必要になってきます。

この時に体のバランスを取ろうとして働く筋肉が「インナーマッスル」、体幹です。インナーマッスルが強い人は、自分の体を支える力はもちろん外部の刺激に対しても上手に吸収し、柔軟に反応し、体を立て直すことが出来ます。

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体小さいのに、負けない理由は体幹の強さにある

早く走ったり、相手を交わしたりするパワフルな動きを繰り広げるには、瞬発力をコントロールする外側の筋肉「アウターマッスル」が必要になりますが、体を曲げたり・捻ったりする動きは身体を支える力が加わるため柔軟性を必要とするインナーマッスルが使われます。インナーマッスルは持久力にも関係しているので、長時間断続的に動かすジョギング・マラソンなどの運動でも、体を動かし続けることが可能になります。

体幹が優れていると言われるサッカー日本代表の長友選手。通常トレーニングに加え体幹をしっかり鍛えたことで、欧州リーグでの大柄な選手に負けず劣らず動けるようなったと言われています。また、代表選手の中でもよく走り、試合中の走行距離が一番長くタフな体を持っているということで有名な話ですね。

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柔軟性も身につけて、怪我の少ない体を作るにも体幹が必要

ストレッチでインナーマッスルを鍛えると柔軟性を鍛えることができます。柔軟性があるとプレー中に後方や横からプレッシャーをかけられたり危険なプレーがあった時に、反射的に避けようと体をひねってバランスを取ろうとします。この時に柔軟性を磨いていると、体をうまく使って避ける動作をしやすくなるため、怪我を防ぐことが可能になります。



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以上、当たり負けしない体づくりと体幹のしくみについてのお話でした。
運動のパフォーマンスを上げるためにに、アウターマッスルを鍛えることが先行されがちですが、ある程度筋トレが形になってきたら次のステップで体幹を鍛えることを筋トレの一つのメニューとして入れてみましょう。

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